1993-10-29 第128回国会 衆議院 災害対策特別委員会 第3号
私ども食糧管理を預かる者としまして、やはりその基本的役割に従って国民に供給するというようなことで、緊急特例的な措置であることは申すまでもございません。
私ども食糧管理を預かる者としまして、やはりその基本的役割に従って国民に供給するというようなことで、緊急特例的な措置であることは申すまでもございません。
ただ、先生から御指摘のありました食糧管理法違反による告発をしなかったという経過でございますが、実は私ども、食糧管理法違反事件として告発するためには法的に二つの条件が必要であろうという認識を持っております。第一点は、行為者の特定、そしてまたその違反行為の概要が掌握されているという事実掌握の問題が第一点であります。
○後藤政府委員 私ども、食糧管理制度の運営に当たりまして、三度の過剰の発生を絶対に防止しなければいけない、そしてまた、五十九年の端境期に需給のゆとりが非常に少なくなったことがございますが、そういった事態が起きないように、需給についてはゆとりを持った需給ということで考えていく、いわば、その二つの谷間に落ち込まないように尾根道を歩いていくということでやってまいっておるわけでございますが、御案内のとおり、
と申しますのは、私ども食糧管理をしていく場合におきまして、お米については現在なお四千数百億の財政負担も持っておることでございまして、その大きさがどういうものであるか、またお米の重要性から見て当然かどうか、いろいろ問題のあるところではございますけれども、相当の財政負担をしながら、かつまた海外の農産物価格の面から見ても相当の乖離のあるところでございますから、生産性を向上していただきながら、私どももそれがあればすべてもぎ
国内麦の優先利用ということにつきましては、私ども、食糧管理の制度の中で、国内で使えるもの、生産できるものはまず第一に使って、それで足らないものを輸入でやるという方針でございますので、したがいまして、麦につきましても当然国内産麦を優先利用するということで食管を運営しているわけでございます。
私ども、食糧管理制度を守っていただきますためには、そういう限度数量を超えました場合でも、これは超過米という制度で現に我々が集荷をしていただいたものを動かすわけでございますので、それに御協力いただく、こういう制度を理解していただいた上でやっていただきませんと、今御指摘のように不正規流通の方に回りますといろいろな食糧管理制度を崩壊させるような形に動くわけでございますので、関係者の理解を得ながらそういう方向
第三点でございますが、大口の外食産業の問題につきまして、先ほどもお答えしましたが、相当の流通量に達しておりまして、私ども食糧管理をする立場から申しますならば、その業務内容を的確に把握して必要な規制なり指導を行うことも必要だと考えておりますし、一面では米の消費拡大という見地からも、やはりこの種の大口外食産業の需要に応じた供給の道を開くことも必要ではないかと思っております。
○政府委員(松本作衞君) 私ども、食糧管理制度が御指摘のように安全保障の役割りをなしておると考えておりますので、そのための財政負担につきましてはある程度一般国民に負担をしていただく必要があると考えておるわけでございますが、現時点において改善の余地がないかということになりますれば、やはり改善の余地があろうかと考えておりますので、過剰に伴います財政負担をできるだけ少なくしていく、逆ざやの適正化を図っていく
○参考人(高橋篤君) 原料の問題につきましては、先ほど大塚さんから申し上げましたので、同意見でございますので、特に私ども食糧管理法とその運用の中身の問題については全く素人でございますので、果たしてそういうふうになった場合に、コスト主義でそうなるのかどうかというような予測が全く立ちません。
したがいまして、ただいまお尋ねの、私ども食糧管理といたしましては主食用になる限度しか買えませんから、それはどの辺の規格に相当するかについて、いわゆる胴割れなりあるいは茶米等の混入の度合いの限度というものをどの辺の規格の中で検討したら、それがただいまお話しのように徳用米に沿う精米になり得るかということで目下鋭意検討中でございます。
これは、私ども食糧管理をしているものとしては、はなはだ心苦しい問題なのでございます。日本の農民が営々としてつくった米であるということ、仰せのとおりでございます。それは食糧として、国の内外を問わず、できるだけ活用していくということが、私ども食糧管理の責めに当たっておるものにとっては努力すべきことであろうというように思っております。
ただ、自主流通米といえども食糧管理の対象の米でございますということをお答え申し上げたのでございますが、それは、政府が所有権は取得いたしませんが、集荷、流通、配給、それについて行政上の規制を、食糧管理法のたてまえに立ってやるということでございますから、食糧管理の対象の米ではございますということを申し上げたわけでございます。
といいますことは、自主流通米といえども食糧管理制度の管理のもとにおく流通でございますから、したがって、現在の食糧管理制度の流通の形態をくずすということについては、私は行き過ぎであるというふうに考えまして、そういう見解を示したのでございます。
それよりも、私ども食糧管理の立場から申しますれば、集荷というものが秩序正しく行なわれ、流通というものが秩序正しく行なわれるという、そういう食糧管理のあり方を現状に即して順応させていくということが、より重要ではなかろうかと思っておるのであります。
玄米にいたしまして約三百万トンということになるわけでございますが、これは、全国民の食糧の配給量の五カ月分に相当いたすわけでございまして、この量は、私ども食糧管理特別会計運用の責任を持つものとしては、国民食糧として有効に活用していくということを真剣に考えざるを得ない。
○桧垣説明員 その問題につきまして、私ども食糧管理を任務とする者がとやかく言うのは適当でないと思いますが、農林省関係の専門的な技術者が判定をしたものは、これは専門的にそれを批判するだけのデータがない限り、尊重すべきものであるというふうに思います。
○桧垣政府委員 食糧庁から見えておりましたが所用で帰りましたので十分なお答えにならぬかと思いますが、御承知のように、ビール麦はビール原料としての特殊の商品でありますために、ビール原料としての適格性といいますか、そういう範囲での検査規格は守らざるを得ないのではないかというふうに考えられるのでございますけれども、一般にビール麦といえども食糧管理制度の内ワクにある農産物でございますので、災害の結果によりましてその
といたしまして麦価に影響するところがあろうと思いますが、一面におきまして、やはり一つの消費の水準なり消費の価格、これは政府としても現在の状態において、消費者のために一定の水準というものを保たなければならんわけでありまして、この水準を離れて安価を高くするということはどうであろうか、併しながら、一方外国の麦が安いから国内の麦をそれによつて叩け、こういうことにもならない、その間の調整ということを図るのが私ども食糧管理
私ども食糧管理、主要食糧の獲得ということは、非常に当局のお骨折もあることとは思いますが、その経理がいかにも荒い面が多いという感想を持つのであります。特に外国食糧につきましては御承知のように莫大な外貨を使うと同時に、一般会計から最近は約四百億円以上の補給金をしておるわけであります。
)委員 食糧割当の公平化を期するためにいろいろ考えておるということでありますが、さいわい今次官のお言葉の中に出ました、食糧確保法案の中に、われわれは一点だけはぜひ修正すべきものである、そしてこの法の一つの欠陥ではないかと思いまするのは、食糧確保法案の第八條の四の中に、農民の面においてやむを得ざる事故によつて供出割当量が出せないような実情になつた場合には割当減額の申請ができる、しかし申請中といえども食糧管理法第三條
この点は私から御説明するまでもないことでありまして、食糧事情の急迫化に應じまして、米麦だけではとうてい配給量の確保ができませんので、米麦以外のいも、カン詰あるいは今回は砂糖というような、すべてのものを各家庭にちんばにならないような状況で、総合的にこれを配給いたすことが實は食糧管理法の精神でありますし、また食糧營團が法律上規定されました趣旨であるのでありまして、從いまして私ども食糧管理法が現存いたします